郵便番号 010-0824
住所 秋田県 秋田市 仁別
読み方 あきたけん あきたし にべつ
この地域の
公式HP
地図

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地方公共
団体コード
05201
最寄り駅
(基準:地域中心部)
周辺の施設、
ランドマーク等
  • 太平山リゾート公園《レジャー公園》
  • 旭川ダム《ダム》
  • 秋田県 秋田市 仁別」の読み方は「あきたけん あきたし にべつ」です。
  • 秋田県 秋田市 仁別」の郵便番号は「010-0824」です。
  • 秋田県 秋田市」の地方公共団体コードは「05201」です。
補足事項
■f02: 小字毎に番地が起番されている町域。

「仁別」の概要 from Wikipedia

…(2,737文字)

仁別(にべつ)は秋田県秋田市にある大字。郵便番号は010-0824。住居表示未実施地区。2009年から2019年までの10年間での人口増減率が-26.7%で秋田市内67地区中最低を記録し、最も過疎化が進行している地区になっている。

地理

秋田市の北東部、旭川の最上流部に位置する。太平山の山頂を含む秋田市奥地の山林地帯のうち、旭川及びその支流の流域の多くが仁別に属し、仁別国有林を含む広大な領域を持つ。集落は旭川治水ダムの直下、旭川と仁別沢が合流する付近に存在する。南部に太平山リゾート公園が造成されており、秋田市植物園やクアドーム・ザ・ブーン、太平山スキー場オーパスなどがある。仁別林道を辿った奥は「仁別国民の森」に指定されており、仁別森林博物館がある。更に奥には旭又園地(旧キャンプ場)があり、太平山登山コースの入口となっている。
西は上新城白山、南西は山内、南は太平八田・太平黒沢、南東は河辺三内、東は上小阿仁村沖田面、北は五城目町馬場目に接する。

小字

14の小字が設置されている。
字粟畑台(あわはただい)/字家ハヅレ(いえはづれ)/字大台(おおだい)/字川反押田(かわばたおしだ)/字小水沢(こみずさわ)/字作兵エ沢(さくべえさわ)/字蛇馬目沢(じゃまめさわ)/字堂ノ下(どうのした)/字中島(なかじま)/字マンタラメ(まんたらめ)/字水沢(みずさわ)/字水沢尻(みずさわしり)/字務沢(むさわ)/字吉ケ沢(よしがさわ)

河川

旭川/仁別沢/砥沢/大杉沢/軽井沢/一の沢/二の沢/三の沢/ムラスギ沢/四の沢/赤倉沢/篭沢/ガラ沢/旭又沢/矢源沢/弟子還沢/御手洗沢

歴史

旭川の下流にあたる山内の補陀寺や藤倉山など、中世の宗教遺構に関連して、仁別も古くから存在した集落と考えられている。菅江真澄は布帝山西勝寺や戸沢殿柵跡を記録している。
江戸時代には久保田藩領で、田地は少なく林業を主としており、良質の杉を産したことから一部が藩の御囲山とされていた。切り出した材木は川に流して運搬し、泉村の役所で引き上げていた。

沿革

1873年(明治6年) - 大区小区制の改正に伴い、秋田郡仁別村は秋田県第1大区6小区に属した。
1884年(明治17年) - 郡区町村編制法の下で、南秋田郡泉村・保戸野村・新藤田村・濁川村・添川村・山内村・仁別村が連合。戸長役場は泉村に設置された。
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、新藤田村・濁川村・添川村・山内村・仁別村の5ヶ村が合併し南秋田郡上旭川村が発足。旧5ヶ村は大字となる。
1892年(明治25年)8月1日 - 下旭川村と上旭川村が合併し、南秋田郡旭川村が成立。旭川村大字仁別となる。
1909年(明治42年) - 仁別森林鉄道本線(仁別林道)が開通。仁別駅・務沢駅が開業する。以降、奥地へ多数の支線が敷設される。
1933年(昭和8年)3月14日 - 旭川村が秋田市に編入され、秋田市仁別となる。
1952年(昭和27年)6月20日 - 「仁別」は秋田魁新報社主催の第一回秋田県観光三十景(有効投票約百九十五万票)では第5位(七万二千四百九十九票)に選出された。
1958年(昭和33年)3月 - 仁別山職員研修所が開設。
1964年(昭和39年)12月21日 - 仁別森林博物館が開館。
1968年(昭和43年)9月25日 - 仁別森林鉄道が全線廃道。
1972年(昭和47年) - 旭川治水ダムが完成する。
1977年(昭和52年)6月15日 - 新観光秋田三十景(二百十七万票)では「太平山・仁別国民の森」が第26位に選出された。
1978年(昭和53年)10月 - 仁別森林鉄道の一部路盤跡が秋田県道401号雄和仁別自転車道線として再整備される。
1981年(昭和56年) - 「ピクニックの森」供用開始。以後、リゾート公園の施設が順次整備されていく。
1982年(昭和57年)4月 - 仁別レジャーランドが開園。
1989年(平成元年)/3月 - 仁別レジャーランドが閉園。
6月 - 秋田市植物園が開園。
1991年(平成3年)8月29日 - クアドーム・ザ・ブーンがオープン。
2003年(平成15年)8月23日 - 太平山自然学習センター「まんたらめ」がオープン。
2015年(平成27年)6月27日 - 由利高原鉄道YR-1501が矢島駅から仁別字家ハヅレに移設される。

字域の変遷

地区内で区画整理・住居表示実施などに伴う字名・町名の変更は行われていない。

世帯数と人口

2020年(令和2年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通り。

鉄道

かつては仁別森林鉄道で、沿線住民の利便のために旅客列車も走っていたが、現在地区内に鉄道路線は通っていない。最寄り駅は中通七丁目にあるJR東日本奥羽本線・羽越本線・秋田新幹線の秋田駅。

バス

秋田中央交通/系統350|仁別リゾート公園線(臨海営業所・クアドーム・ザ・ブーン前発着)/系統351|仁別リゾート公園線(秋田駅西口・クアドーム・ザ・ブーン前発着)/- 仁別リゾート公園入口 - 中島橋 - 仁別 - ピクニックの森入口 - スキー場前 - クアドーム・ザ・ブーン前/系統352|仁別リゾート公園線(臨海営業所・森林学習館前発着・リゾート公園グラウンドゴルフ場が休業期間中は系統350)/系統353|仁別リゾート公園線(秋田駅西口・森林学習館前発着・リゾート公園グラウンドゴルフ場が休業期間中は系統351)/- 仁別リゾート公園入口 - 中島橋 - 仁別 - ピクニックの森入口 - スキー場前 - クアドーム・ザ・ブーン前 - 森林学習館前

道路

秋田県道15号秋田八郎潟線 - 高橋 の西詰で不通区間となり、仁別林道・中ノ沢林道に接続している。
秋田県道401号雄和仁別自転車道線(仁別サイクリングロード)

施設

仁別浄化センター/仁別公民館/八幡神社/旭川治水ダム/太平山リゾート公園/秋田市植物園/森林学習館木こりの宿/クアドーム・ザ・ブーン/テニスの森・テニスコート/太平山スキー場オーパス/太平山自然学習センター まんたらめ/仁別森林博物館/旭又キャンプ場/御滝神社/御手洗神社/太平山三吉神社奥宮

参考文献

「角川日本地名大辞典 5 秋田県」1980年/「秋田市史 第四巻 近現代I 通史編」秋田市編、2004年/(財)日本森林林業振興会秋田支部・青森支部『近代化遺産 国有林森林鉄道全データ 東北編』秋田魁新報社、2012年。ISBN 978-4-87020-325-9。 /秋田市 地名小辞典

外部リンク

秋田市

関連ページ

【参考】
町域名に「仁別」が含まれている住所一覧

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都道府県 市区町村 町域.
1北海道 きたひろしまし北広島市 にべつ仁別
5秋田県 あきたし秋田市 にべつ仁別
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