郵便番号 927-1223
住所 石川県 珠洲市 宝立町鵜島
読み方 いしかわけん すずし ほうりゅうまちうしま
この地域の
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地図

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地方公共
団体コード
17205
最寄り駅
(基準:地域中心部)
周辺の施設、
ランドマーク等
  • 宝立郵便局《郵便局》
  • 珠洲鵜飼温泉《温泉地》
  • 見付海水浴場《海岸等名》
  • 汐嶋荘《民宿》
  • 田崎荘《民宿》
  • 浅田書店《書店》
  • 珠洲市立宝立小学校《小学校》
  • フレッシュライン見附公園《公園、緑地》
  • 珠洲温泉国民宿舎のとじ荘《公共の宿、国民宿舎》
  • 能登北部保健福祉センター珠洲地域センター《保健所》
  • 珠洲市立宝立中学校《中学校》
  • 石川県 珠洲市 宝立町鵜島」の読み方は「いしかわけん すずし ほうりゅうまちうしま」です。
  • 石川県 珠洲市 宝立町鵜島」の郵便番号は「927-1223」です。
  • 石川県 珠洲市」の地方公共団体コードは「17205」です。

「宝立町鵜島」の概要 from Wikipedia

…(1,842文字)

宝立町鵜島(ほうりゅうまちうしま)は、石川県珠洲市宝立地区の地名。

地理

町域は鵜飼川より南、国道249号「見附島西口」交差点および奥能登絶景街道「見附島口」交差点周辺と、船橋川河口付近、鵜島郵便局周辺に分かれている。宝立町鵜飼、宝立町宗玄、宝立町南黒丸に接する。
河川:鵜飼川、船橋川

町名の由来

検地が行われていた時代、当地を所有していた地主(当地では「オヤッサマ」と呼ばれる)の姓「鵜島」から(なお「黒丸」や「宗玄」も同様)。

沿革

1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、珠洲郡南黒丸村、鵜島村、宗玄村の区域をもって、鵜島村が発足する。
1908年(明治41年)8月15日 - 鵜島村、黒峰村、見付村が合併して、宝立村が発足する。
1940年(昭和15年)8月15日 - 町制施行して、宝立町となる。
1954年(昭和29年)7月15日 - 宝立町、飯田町、正院町、上戸村、若山村、直村、正院町、蛸島村及び三崎村が合併して、珠洲市が発足する。
旧・宝立町字鵜島の区域をもって宝立町鵜島が成立。
2024年(令和6年)1月1日:能登半島地震で多くの家屋が倒壊し、さらに津波により深刻な被害を受けた。

鉄道路線

のと鉄道能登線・鵜島駅(宝立町鵜島)があったが、2005年(平成17年)の能登線廃止に伴い廃駅となった。

道路

国道249号/松波鵜島バイパス/内浦街道/奥能登絶景街道

バス

「見附島口」交差点付近に「宝立小学校前」バス停留所(宝立町鵜島ハ)があり、後に「見附島口」に改称された上で、北鉄奥能登バス・宇出津珠洲-A(珠洲鉢ヶ崎 - 鵜飼駅前 - 小木町 - 能登町役場前 - 能登高校南)、宇出津珠洲-B(珠洲鉢ヶ崎 - 鵜飼駅前 - 十八束 - 能登町役場前 - 能登高校南)系統が運行されている。

施設

保健所/石川県能登北部保健福祉センター珠洲地域センター(宝立町鵜島ハ-124)/郵便局/鵜島郵便局(宝立町鵜島21-34) - 内浦街道沿いにある郵便局。駐車場3台。
エネルギー資源/珠洲太陽光発電所(宝立町鵜島) - 2012年10月に運転を開始した北陸電力の太陽光発電所。出力1000キロワット。周辺は「すずサンサンパーク」として整備され、珠洲市自然エネルギーPR館(宝立町鵜島5字79番4)がある。
出光興産 apollostation 珠洲SS(宝立町鵜島ロ-17) - 越後石油のガソリンスタンド。

教育

珠洲市立宝立小中学校の通学区域。
かつては町内に珠洲市立宝立小学校(宝立町鵜島4字30番地)があったが2012年(平成24年)に廃校となった。跡地は珠洲太陽光発電所となっている(珠洲市立宝立小中学校#珠洲市立宝立小学校を参照)。

防災

最大5メートルの津波が3 - 24分で到達すると想定されており、避難場所として宝立小学校体育館(標高18.0メートル)、たら山台地(標高28.2メートル)、国道249号(松波鵜島バイパスA - D、標高30メートル前後)が指定されている。

名所・旧跡・観光スポット

劔神社(宝立町鵜島21の65番地) - 1876年(明治9年)、廃寺となっていた「安養寺様」に神鏡をもって神社建立。祭神は素戔嗚命、伊加志穂比古命。宮司は鳳珠郡能登町の松波神社宮司が兼務する。例祭は9月14日 - 15日で、曳山を出して賑わう(鵜島の曳山祭り)。当社所蔵の「珠洲焼仏像」2躯は珠洲市指定文化財。
稲荷神社(宝立町鵜島19部9番地) - 1875年(明治8年)の火災を契機として仏体に代わり神鏡を祭祀。祭神は大宮売神、倉稲魂神、猿田彦神。宮司は松波神社宮司が兼務する。例祭は9月14日 - 15日(古くは8月14日であった)で、当社も曳山を出す(鵜島の曳山祭り)。
南黒丸B遺跡(宝立町鵜島) - 弥生時代・古墳時代集落の複合遺跡。道路建設に伴い、1997年(平成9年)に石川県立埋蔵文化財センターが発掘調査を実施。竪穴建物や溝、土師器、須恵器が出土している。
見附公園(宝立町鵜島地内) - 珠洲市の公園(都市公園以外のその他公園)。見附島にほど近い場所にあり、春は見附桜まつりで賑わう。

祭事・催事

鵜島の曳山祭り/珠洲デカ曳山まつり/見附桜まつり

参考文献

西本陽一「地区の概要」『金沢大学文化人類学研究室調査実習報告書』第30巻、金沢大学、2015年、1-12頁、NAID 120005593975。

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