「宮城県 黒川郡 大郷町 不来内」について
| 郵便番号 | 〒981-3512 |
|---|---|
| 住所 | 宮城県 黒川郡 大郷町 不来内 |
| 読み方 | みやぎけん くろかわぐんおおさとちょう こずない |
| この地域の 公式HP |
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| 地図 | |
| 地方公共 団体コード |
04422 |
| 最寄り駅 (基準:地域中心部) |
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- 「宮城県 黒川郡 大郷町 不来内」の読み方は「みやぎけん くろかわぐんおおさとちょう こずない」です。
- 「宮城県 黒川郡 大郷町 不来内」の郵便番号は「〒981-3512」です。
- 「宮城県 黒川郡大郷町」の地方公共団体コードは「04422」です。
- ■f02: 小字毎に番地が起番されている町域。
「不来内」の概要 from Wikipedia
不来内(こずない、英語: Kozunai)は、宮城県黒川郡大郷町にある大字であり、旧大谷郷不来内村、旧黒川郡不来内村、旧黒川郡大谷村不来内、旧黒川郡大郷村不来内に相当する。郵便番号は981-3512。
地理
大郷町の東部に位置し、山崎・味明・羽生・川内と共に大谷東部地域に属する。北部は山崎と、東部は松島町幡谷と、南東部は松島町初原と、南西部は味明と、西部は山崎および味明と接する。宮城県道241号竹谷大和線以北一帯に農地が分布し、竹谷大和線以南に集落および丘陵が分布する。農地は規制により保全され、原則農業利用以外への転用を禁じられている。
行政区は大郷町例規「大郷町行政区長設置条例」によれば、不来内の大部分が第4区に、残部が味明とともに、第3区に属する。小字
仙台法務局の「黒川郡大郷町登記所備付地図データ」(2024年10月5日時点)およびデジタル庁公表のアドレス・ベース・レジストリの「宮城県町字マスターデータセット」(2024年8月13日時点)および運輸局公表の「東北運輸局宮城運輸支局住所コード表」(2024年11月1日時点)によれば、不来内の小字は以下の通り。
明治期の小字
宮城県各村字調書によると明治17,18年頃の不来内村の小字は以下の通り。
歴史
鎌倉期から戦国期には、黒川郡とは別置の行政区である大谷保に含まれており、菅原氏や留守氏などの支配を経て、戦国末期には葛西氏の支配を受けた。その後、葛西氏が滅亡し、慶長元年から慶長9年まで和久宗是の知行となった。
江戸期には、他の大谷の村々、高城郷、宮戸浜とともに、高城代官所の支配下におかれた。
安永風土記には、「こぢない」とある。沿革
明治3年 - 大谷郷が廃止され、黒川郡に属す。
明治5年 - 不来内村が羽生村・山崎村・味明村とともに第4大区第7小区に属する。
1874年(明治7年)4月 - 不来内村が他の大谷の村々とともに第3大区小4区に属する。
1889年(明治22年)4月 - 大谷11か村のうち土橋村・鶉崎村・東成田村・川内村・味明村・山崎村・羽生村・中村および不来内村の9か村が合併し、大谷村が成立。これに伴い、不来内村は大谷村の大字不来内となる。
1954年(昭和29年) - 大谷村が粕川村・大松沢村と合併し、大郷村が成立。これに伴い、不来内は大郷村の大字となる。
1971年(昭和46年) - 集団電話開通。水道敷設。
2019年(令和元年) 10月 - 令和元年東日本台風で浸水害を受ける。地名の由来
凹地や谷間の沢という意味をもつアイヌ語の「コツナイ」が転訛して、不来内の地名が成立したと考えられている。現に往古、不来内の地には品井沼が北から入り込んでいた。
施設
大郷町公民館不来内分館(不来内字舟付場28-5)。
人口・世帯数の推移
以下は2010年から2020年における不来内の人口推移を表すグラフ。なお、10年間の人口の増加率は-29.9%で大郷町内で最小の増加率であった/以下は2010年から2020年における不来内の世帯数推移を表すグラフ。なお、10年間の世帯数の増加率は-9.2%で大郷町内で最小の増加率であった。
高齢化率と若年人口率
以下は2010年から2020年における不来内の高齢化率を表すグラフ。なお、2020年の高齢化率は47.2%で大郷町内では成田川の次に大きい数値となった。
以下は2010年から2020年における不来内の若年人口率を表すグラフ。なお、2020年の若年人口率は5.7%で大郷町内では吉ケ沢、中粕川の次に小さい数値となった。道路
一般県道/宮城県道241号竹谷大和線/町道/不来内横沢線
鉄道
域内に鉄道駅は存在しないが、最寄駅としては東日本旅客鉄道品井沼駅が挙げられる。
小・中学校の学区
大郷町例規「大郷町立小学校及び中学校の通学区域に関する規則」によれば、不来内の小・中学校の学区は以下の通りとなる。
参考文献
「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 4 宮城県、角川書店、1979年12月1日。ISBN 4040010302。 /大郷町史編纂委員会 編『大郷町史』武田寿雄、1980年5月7日。