「神奈川県 川崎市 多摩区 堰」について
郵便番号 | 〒214-0022 |
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住所 | 神奈川県 川崎市 多摩区 堰 |
読み方 | かながわけん かわさきしたまく せき |
この地域の 公式HP |
※「川崎市」は、政令指定都市です。
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地図 | |
地方公共 団体コード |
14135 |
最寄り駅 (基準:地域中心部) |
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周辺の施設、 ランドマーク等 |
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- 「神奈川県 川崎市 多摩区 堰」の読み方は「かながわけん かわさきしたまく せき」です。
- 「神奈川県 川崎市 多摩区 堰」の郵便番号は「〒214-0022」です。
- 「神奈川県 川崎市多摩区」の地方公共団体コードは「14135」です。
- ■f03: 丁目を有する町域。
- 郵便番号を設定した町域(大字)が複数の小字を有しており、各小字毎に番地が起番されているため、町域(郵便番号)と番地だけでは住所が特定できない町域。
「堰 (川崎市)」の概要 from Wikipedia
堰(せき)は、神奈川県川崎市多摩区の町名。住居表示実施済区域。
現行行政地名は堰1丁目から堰3丁目。面積は全域の合計で60.37 ha。地理
多摩区の東北端に位置し、多摩川に面している。南端を二ヶ領用水が流れ、南北に縦断する形で東名高速道路が通過している。一帯は住宅地となっているほか、観光用の梨農園が点在する。
堰は北端で多摩川を挟んで東京都世田谷区喜多見と、東端で高津区宇奈根と、南東から南端にかけて高津区久地と、西端で宿河原と接する。江戸時代
開墾は1594年(文禄3年)、新座郡上保谷村(現:西東京市)から移り住んだ6家によって行われたと伝わっており、そのうちの保谷家が村の名主を代々務めた。村内は全域が江戸時代を通じて天領であった。開発が新しいこともあって、正保期の『武蔵田園簿』では全域が見取場とされていたが、その後の『元禄郷帳』では130石あまりと正式な村高が設定され、のちの『天保郷帳』や幕末の『旧高旧領取調帳』では138石余となっていた。年貢以外の賦役として、1735年(享保20年)から川崎宿の加助郷を務めた。これらの賦役の負担を減らすため、村では土地を狭く申告しており、そのような事情も地名に痕跡が残されている。
集落は龍厳寺の周辺に形成されており、現在の堰一丁目は河原(堤外地)であった。また、交通路として対岸の喜多見とを渡船が結んでいた。明治以降
明治維新以降、当地は神奈川県に属し、行政上は堰村→稲田村→稲田町→川崎市と推移していった。明治以降はもと堤外地の河原も畑となったが、砂地だったこともあり桃や梨の栽培が行われた。この果樹栽培は戦前に最盛期を迎えたが、戦時中には食糧増産のために伐採された。
戦後には果樹栽培も復興したが、桃には連作の問題もあって衰退し、梨栽培が広がり、水田までもが梨畑へと化して、昭和40年代(1965年 - 1974年)に最盛期を迎えた。一方、戦後には宅地化も進み、河原だった現在の一丁目にも、1954年(昭和29年)には一部に町内会が設置されている。
1980年(昭和55年)には、多摩区内の農業集落では土淵・稲田堤に次ぐ50haの梨園があった。堰は東急グループと契約し、神奈川県内の幼稚園から団体バスを受け入れていた。地名の由来
開拓にあたって、多摩川に堰を築いたことが由来とされるが、その堰の詳細について、現代まで残ってはいない。
沿革
1594年(文禄3年)- 開墾される。
1735年(享保20年)- 川崎宿の加助郷を務める。
1868年(明治元年)- 明治維新。当地は神奈川県に属する。
1874年(明治7年)- 大区小区制施行により、当地は第5大区第8小区に属する。
1889年(明治22年)- 町村制施行により、稲田村が成立。堰はその大字となる。
1932年(昭和7年)- 稲田村が町制を施行し、稲田町となる。稲田町堰となる。
1938年(昭和13年)- 稲田町が川崎市に編入される。川崎市堰となる。
1961年(昭和36年)- 神奈川県立向の岡工業高等学校が開校。
1972年(昭和47年)- 川崎市が政令指定都市へ移行。川崎市多摩区堰となる。
1988年(昭和63年)- 住居表示の実施に伴い堰を廃し、堰1丁目、堰2丁目、堰3丁目が設置される。世帯数と人口
2024年(令和6年)3月31日現在(川崎市発表)の世帯数と人口は以下の通り。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年3月時点)。
事業所
2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通り。
事業者数の変遷
経済センサスによる事業所数の推移。
従業員数の変遷
経済センサスによる従業員数の推移。
鉄道
地内を通る鉄道はないが、近隣に南武線の久地駅が所在する。
道路
地内の西寄りを東名高速道路が通過するが、地内から利用できる施設はない(東京IC - 東名川崎IC間)。一般道としては、多摩沿線道路が通過している。
施設
多摩警察署堰交番/川崎堰郵便局/神奈川県立向の岡工業高等学校/こひばり保育園/龍厳寺保育園/宿河原公園/堰北公園/堰堤公園/八幡堀緑地/堰稲荷神社
日本郵便
郵便番号 : 214-0022(集配局 : 登戸郵便局)
警察
町内の警察の管轄区域は以下の通り。
参考文献
『川崎の町名』日本地名研究所 編、川崎市、1995年。 /『川崎地名辞典(下)』日本地名研究所 編、川崎市、2004年。 /『角川日本地名大辞典 14 神奈川県』角川書店、1984年。 /『川崎の町名』日本地名研究所 編、川崎市、1995年。 /山村順次、浦 達雄「都市化地域における観光農園の動向―川崎市多摩川沿岸を例として―」『新地理』第30巻第2号、1982年9月。