「青森県 弘前市 紙漉沢」について

紙漉沢（かみすきさわ）は青森県弘前市の大字で、旧中津軽郡相馬村の大字。郵便番号は036-1504。

地理

岩木川と、その支流相馬川の合流地点に位置し、当地を青森県道129号関ケ平五代線・青森県道28号岩崎西目屋弘前線が東西に貫き、北は如来瀬、東は五所、南は坂市、南西は大助、西から西北にかけて高野に接する。

長慶天皇

南朝第3代の長慶天皇の潜幸伝説があり、終焉地ともされている。

地名の由来

その潜幸の際に、紙漉きの技術が持ち込まれたことにちなむ。

沿革

1889年（明治22年） - 相馬村の大字になる。
1891年（明治24年） - 人口431人で、戸数83、厩30。
1931年（昭和6年） - 当地にあった紙漉沢尋常小学校と、相馬村湯口（当時）の石堂尋常小学校が合併し、相馬第一尋常小学校として開校。

世帯数と人口

2017年（平成29年）6月1日現在の世帯数と人口は以下の通り。

教育

市立相馬保育所／弘前市立相馬中学校

工業

成田鉄工所

農協

JA相馬村紙漉沢支所／JA相馬村ライスセンター／JA相馬村田園ステーション／JA相馬村農業倉庫

公共

交流センター紙漉の里（紙漉沢公民館）／山のたまり場夢想館

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。

交通

弘南バス紙漉沢、相馬中学校前、派立子入口（弘前 - 相馬・藍内線）停留所。

参考文献

角川日本地名大辞典 2 青森県（角川書店）