「神奈川県 横浜市 緑区 長津田みなみ台」について

長津田みなみ台（ながつたみなみだい）は、神奈川県横浜市緑区の地名。現行行政地名は長津田みなみ台一丁目から長津田みなみ台七丁目。住居表示未実施区域。

地理

2005年10月1日同区長津田町、十日市場町、いぶき野より新設した町名。もと長津田町字玄海田。玄海田と呼ばれる雛壇状の谷戸田を付近の洪積台地の切崩しによって埋立・造成された新しい新興住宅地。
都市再生機構(UR)によって土地区画整理事業として開発された地域で、戸建住宅や大型マンションのほか大規模商業施設が立地している。
開発面積は94万m²、計画人口1万人、総戸数2450戸。
地域内にはショッピングセンターやホームセンター、各種ファミリーレストラン、コンビニエンスストアなどが、ロードサイド店舗として出店している。

面積

面積は以下の通り。

地価

住宅地の地価は、2023年（令和5年）1月1日の公示地価によれば、長津田みなみ台5丁目14番7外の地点で24万2000円/m²となっている。

沿革

2005年（平成17年）1月17日 - 十日市場町、いぶき野、長津田町の各一部を編入し、長津田みなみ台を新設設置。

世帯数と人口

2023年（令和5年）7月31日現在（横浜市発表）の世帯数と人口は以下の通り。長津田みなみ台三丁目は全域が玄海田公園のため住民はいない。

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる（2023年4月時点）。

事業所

2021年（令和3年）現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通り。なお、三丁目は無しの為、省略とする。

事業者数の変遷

経済センサスによる事業所数の推移。

従業員数の変遷

経済センサスによる従業員数の推移。

ニュータウンの構成

住宅／戸建住宅／大型マンション - プリマシティ（499戸）など／県営団地 - 県営長津田団地／大型商業施設／ショッピングセンター - アピタ長津田店／スーパーマーケット - アピタ長津田店、オーケーストア／ホームセンター - スーパービバホーム／飲食店／ファミリーレストラン - しゃぶ葉（しゃぶしゃぶ）、無添くら寿司（回転寿司）、 とんでん、むさしの森珈琲／すき家／コンビニエンスストア - セブンイレブン、ローソン／ドラッグストア - FitCareDEPOT、ツルハドラッグ／auショップ、ソフトバンクモバイルショップ／公園 - 玄海田公園／道路 - 市道霧が丘長津田線（霧長線）、国道246号（矢倉沢往還・大山街道）、環状4号線

渋滞問題

休日には、大型商業施設の利用のための交通渋滞が霧が丘長津田線で発生するようになり、その渋滞が御前田(おまえだ)交差点を介して国道246号線にまで影響し、2005年から問題となっている。

いぶき野小学校通学区域問題

大規模マンションや戸建住宅の開発により人口が急増した。通学児童が増加し、今後も急増することが見込まれるために、現状のいぶき野小学校から長津田小学校、霧が丘小学校への通学区域を変更しようとする問題がある。不動産会社などは、「いぶき野小学校への通学に便利」などのアピールで販売した経緯があり、既に兄弟・姉妹がいぶき野小学校へ通学しているため、その調整は困難を極めている。またいぶき野小学校、長津田小学校ともに通学区域である田奈中学校も、既に生徒数増加に伴う問題を抱えており小学校だけの問題にとどまらない。学区変更により元々いた現地住民が長津田小学校などほかの学校に通学させられるなどの問題がおきた。

日本郵便

郵便番号 : 226-0018

警察

町内の警察の管轄区域は以下の通り。

参考文献

“横浜市町区域要覧” (PDF). 横浜市市民局 (2016年6月). 2023年6月6日閲覧。

外部リンク

横浜市都市整備局 各区の地区計画 緑区 C-027:緑長津田地区