「埼玉県 児玉郡 上里町 勅使河原」について

勅使河原（てしがわら）は、埼玉県児玉郡上里町の大字。郵便番号は369-0311。旧賀美郡勅使河原村。日本人の姓の一つとしての勅使河原もこの地名が発祥。

地名の由来

勅旨田のあった河原という意味。

地理

上里町西部に位置する。神流川が流れる。

沿革

かつては江戸期より存在した勅使河原村であった。
1876年（明治9年） - 第2次府県統合により、埼玉県の管轄となる。
1879年（明治12年） - 賀美郡に所属する。
1889年（明治22年）4月1日 - 町村制施行により、勅使河原村、金久保村、黛村、毘沙吐村が合併し賀美郡賀美村が成立し、賀美村の大字勅使河原となる。
1896年（明治29年）3月29日 - 郡制の施行により賀美郡が児玉郡、那珂郡と統合し児玉郡となる。
1954年（昭和29年）5月3日 - 賀美村が神保原村、七本木村、長幡村と合併し上里村の大字となる。
1971年（昭和46年）11月3日 - 町制を施行し上里町の大字となる。

世帯数と人口

2015年（平成27年）10月1日現在現在の世帯数と人口は以下の通り。

小・中学校の学区

町立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。

道路

国道17号

鉄道

地区内には鉄道は敷設されているが駅は無い。高崎線神保原駅、もしくは群馬県高崎市の新町駅が最寄り駅となっている。

施設

上里カンターレ／大光寺／丹生神社

参考文献

「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。

関連文献

「勅使河原村」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ245賀美郡ノ3。NDLJP:764012/93。

関連項目

埼玉県第11区