「愛知県 名古屋市 中区 古渡町」について
| 郵便番号 | 〒460-0025 |
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| 住所 | 愛知県 名古屋市 中区 古渡町 |
| 読み方 | あいちけん なごやしなかく ふるわたりちょう |
| この地域の 公式HP |
※「名古屋市」は、政令指定都市です。
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| 地図 | |
| 地方公共 団体コード |
23106 |
| 最寄り駅 (基準:地域中心部) |
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| 周辺の施設、 ランドマーク等 |
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- 「愛知県 名古屋市 中区 古渡町」の読み方は「あいちけん なごやしなかく ふるわたりちょう」です。
- 「愛知県 名古屋市 中区 古渡町」の郵便番号は「〒460-0025」です。
- 「愛知県 名古屋市中区」の地方公共団体コードは「23106」です。
「古渡町」の概要 from Wikipedia
古渡町(ふるわたりちょう)は、愛知県名古屋市中区の地名。丁番を持たない単独町名。住居表示実施。
地理
名古屋市中区南西部に位置する。東は伊勢山一丁目・同二丁目、西は正木一丁目・同二丁目、南は正木三丁目・金山一丁目、北は松原三丁目に接する。
町名の由来
江戸期の愛知郡古渡村を前身とする。当地の東側はかつて入江となっており、古くから渡しがあったとされる。『延喜式』にみえる東海道の駅家「新溝駅」も当地付近に存在したという説が有力視されており、古代から渡津として発展したされる。
地名は中世前期から確認でき、平安末期成立とされる『明月記』には以下のような記述がある。
ここにみえる「旧渡」が古渡のこととされ、平安末期の段階で既に入江が陸地化していたことが読み取れる。
鎌倉時代後期の古文書には以下のような記述が見える。
これらの史料から当地が古くは愛知郡大宅郷に属していたこと、「古渡河」という川や「堤」があったことが分かる。
なお西側もかつては入江であったという説もある。行政区画の変遷
1871年(明治4年)9月29日 - 愛知郡古渡村・古渡新町・木場屋敷の各一部により、古渡町として成立。
1878年(明治11年)12月20日 - 一部が伊勢山町・東古渡町・正木町に編入される。
1889年(明治22年)10月1日 - 名古屋市成立に伴い、同市古渡町となる。
1905年(明治38年) - 愛知産婆学校が設立される。
1908年(明治41年)4月1日 - 中区成立に伴い、同区古渡町となる。
1974年(昭和49年)5月11日 - 住居表示実施に伴い、1丁目の一部が松原三丁目および橘二丁目に編入される。また、一部が橘二丁目に編入される。
1977年(昭和52年)5月8日 - 伊勢山町・下茶屋町・東古渡町・正木町の各一部を編入する。また、一部が金山一丁目に編入される。
1980年(昭和55年)7月13日 - 一部が金山町一丁目・新尾頭一丁目に編入される。世帯数と人口
2019年(平成31年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通り。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる。
交通
国道19号(伏見通)/名古屋市道山王線(山王通)
施設
曹洞宗東海寺/円通寺/伝昌寺/正木幼児園/国際製菓技術専門学校/あいちビジネス専門学校 高等課程/不老園/ナ・デックス本社/愛知県共済生活協同組合
日本郵便
郵便番号 : 460-0025(集配局:名古屋中郵便局)。
参考文献
福岡清彦『中区の町名』名古屋市中区役所、1976年。 /「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。 /名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。 /結城陸郎『愛知県近代女子教育史』愛知県郷土資料刊行会、2000年7月。ISBN 4-87161-072-1。 /三渡俊一郎「愛智郡の郷域と新溝駅について」『郷土文化』第40巻第3号、1986年3月、NDLJP:6045176。
関連項目
名古屋市の地名/元興寺 (妖怪)
外部リンク
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