「愛知県 豊田市 幸海町」について

幸海町（こうかいちょう）は、愛知県豊田市の地名。

河川・池沼

巴川

地名の由来

もともとは「酒呑」と書いて「しゃちのみ」と読む地名があったが、明治時代に学校が設立された際に「酒呑学校」では具合が悪いため、「幸海学校」と置き換えたものが改めて地名として使われたものであるという。

沿革

白瀬（しろせ）／江戸時代 - 三河国加茂郡白瀬村として所在。当初は幕府領。
1625年（寛永2年） - 旗本鈴木氏（酒呑鈴木氏）知行となる。
元禄中期 - 幕府領に復する。
1705年（宝永2年） - 三河吉田藩領となる。
1878年（明治11年） - 加茂郡の東西分割にともない、東加茂郡に所属。
1889年（明治22年） - 東加茂郡穂積村大字白瀬となる。
1906年（明治39年） - 松平村大字白瀬となる。
1961年（昭和36年） - 松平町大字白瀬となる。
酒呑（しゃちのみ）／江戸時代 - 三河国加茂郡酒呑村として所在。当初は幕府領。
1625年（寛永2年） - 旗本鈴木氏知行となる。
1878年（明治11年） - 加茂郡の東西分割にともない、東加茂郡酒呑村となる。
1889年（明治22年） - 東加茂郡穂積村大字酒呑となる。
1906年（明治39年） - 東加茂郡松平村大字酒呑となる。
1961年（昭和36年） - 東加茂郡松平町大字酒呑となる。
幸海東（こうかいひがし）／1962年（昭和37年） - 東加茂郡松平町酒呑・白瀬により、同町大字幸海東が成立。
1970年（昭和45年） - 豊田市大字幸海東となる。
幸海町／1973年（昭和48年） - 豊田市大字幸海東が改称し、同市幸海町となる。

人口の変遷

国勢調査による人口および世帯数の推移。

交通

愛知県道343号則定豊田線／愛知県道487号松平志賀中金線

施設

巴川の甌穴／白山神社／皆福寺／熊野神社／祐源寺／酒呑ジュリンナ遺跡／大豊工業幸海工場

参考文献

「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。 ／深津重貞『豊田加茂の地名』（増強版）深津重貞、1993年5月5日。

関連項目

豊田市の町名の一覧／豊田市の地名の変遷

外部リンク

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