「神奈川県 横浜市 鶴見区 東寺尾」について

東寺尾（ひがしてらお）は、神奈川県横浜市鶴見区の地名。現行行政地名は東寺尾一丁目から東寺尾六丁目。住居表示実施済区域。1972年（昭和47年）6月5日に廃止された東寺尾町（ひがしてらおちょう）についてもこの項で述べる。

地理

鶴見区の南西部に位置し、北に馬場一丁目・三丁目・四丁目、北東に北寺尾一丁目、東に東寺尾中台、東寺尾東台、岸谷二丁目、南に神奈川区西寺尾一丁目・二丁目・四丁目と接している。

面積

面積は以下の通り。

地価

住宅地の地価は、2024年（令和6年）1月1日の公示地価によれば、東寺尾1-28-23の地点で23万1000円/m²、東寺尾5-7-15の地点で24万1000円/m²となっている。

沿革

かつて横浜市に編入前のこの場所は、橘樹郡鶴見町大字東寺尾であった。
東寺尾町／1927年（昭和2年）4月1日 - 横浜市に編入。横浜市東寺尾町となる。
1927年（昭和2年）10月1日 - 横浜市の区制施行により、鶴見区を新設。横浜市鶴見区東寺尾町となる。
1929年（昭和4年）9月11日 - 耕地整理に伴い、鶴見町との境界を変更する。
1936年（昭和11年）10月20日 - 耕地整理に伴い、東寺尾町の一部を鶴見町へ編入。
1939年（昭和14年）1月20日 - 耕地整理に伴い、鶴見町の一部を東寺尾町に編入。土地区画整理事業に伴い、東寺尾町の一部を生麦町へ編入。
1951年（昭和26年）7月10日 - 土地区画整理事業に伴い、馬場町との境界を変更する。
1959年（昭和34年）1月1日 - 鶴見町の一部を東寺尾町に編入、馬場町との境界を変更する。
1960年（昭和35年）3月28日 - 耕地整理に伴い、馬場町との境界を変更する。
1960年（昭和35年）4月1日 - 北寺尾町の一部を東寺尾町に編入。東寺尾町の一部を鶴見町、馬場町へ編入。
1962年（昭和37年）4月24日 - 土地改良事業に伴い、馬場町との境界を変更する。
1967年（昭和42年）5月1日 - 住居表示の実施に伴い、生麦町、神奈川区西寺尾町の各一部を東寺尾町に編入。東寺尾町の一部を岸谷二丁目、岸谷三丁目、神奈川区子安台一丁目、子安台二丁目へ編入。
1972年（昭和47年）6月5日 - 住居表示の実施に伴い、東寺尾町の一部を　東寺尾一丁目、東寺尾二丁目、東寺尾三丁目、東寺尾四丁目、東寺尾五丁目、東寺尾六丁目、馬場一丁目、馬場三丁目、馬場四丁目、北寺尾一丁目、東寺尾東台、東寺尾中台、東寺尾北台、鶴見一丁目、鶴見二丁目、寺谷一丁目、寺谷二丁目、諏訪坂、神奈川区西寺尾町へ編入。同時に東寺尾町は廃止となる。
東寺尾／1972年（昭和47年）6月5日 - 住居表示の実施に伴い、東寺尾町、馬場町、神奈川区西寺尾町の各一部を分離し、東寺尾一丁目から東寺尾六丁目を新設。

主な出来事

1914年（大正3年） - 帝国猟友会による日本初のクレー射撃が、東寺尾に存在した射場で行われた。

世帯数と人口

2024年（令和6年）4月30日現在（横浜市発表）の世帯数と人口は以下の通り。

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる（2023年4月時点）。

事業所

2021年（令和3年）現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通り。

事業者数の変遷

経済センサスによる事業所数の推移。

従業員数の変遷

経済センサスによる従業員数の推移。

交通

国道1号（第二京浜国道）

施設

横浜商科大学／横浜市立寺尾小学校／松蔭寺／鶴見警察署 向谷交番

日本郵便

郵便番号 : 230-0077（集配局：鶴見郵便局）

警察

町内の警察の管轄区域は以下の通り。

ゆかりの人物

加山又造 - 日本画家。1980年前後に東寺尾に居住していた。

参考文献

“横浜市町区域要覧” (PDF). 横浜市市民局 (2016年6月). 2022年9月6日閲覧。

脚注