郵便番号 094-0026
住所 北海道 紋別市 鴻之舞
読み方 ほっかいどう もんべつし こうのまい
この地域の
公式HP
地図

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地方公共
団体コード
01219
最寄り駅
(基準:地域中心部)
  • 北海道 紋別市 鴻之舞」の読み方は「ほっかいどう もんべつし こうのまい」です。
  • 北海道 紋別市 鴻之舞」の郵便番号は「094-0026」です。
  • 北海道 紋別市」の地方公共団体コードは「01219」です。

「鴻之舞」の概要 from Wikipedia

…(1,005文字)

鴻之舞(こうのまい)は、北海道紋別市南部の地名。鴻之舞鉱山閉山(1973年)後に住民が離れ、国勢調査では1975年以降、人口0人が続いている。郵便番号は094-0026。

地理

鴻之舞は、北海道紋別市にある地名であり、かつて存在した町。鴻之舞鉱山の町として栄えたが、鉱山閉鎖とともに無住の地となった。紋別市街の元紋別から北海道道305号紋別丸瀬布線を約30キロメートル南下した一帯。
語源はアイヌ語の「ク・オマ・イ」(弓がある所)。

歴史

北海道のオホーツク海側は、1800年代末に、枝幸のパンケナイ川で砂金が発見され、ウソタンナイ(ウソタン川)などでも砂金が発見されて以降、ゴールドラッシュの様相を呈した。
紋別の八十士川でも砂金が発見され、1915年、鴻之舞に金鉱が発見される。ここに地元有志が鉱区を設定し操業が開始され、1917年に住友に経営権が移った。その後も鉱床が発見され、金鉱山は発展し続けた。藻鼈川沿いには鉱山労働者の居住する町が形成された。
鴻之舞鉱山は、1940年には年間で金2.5トン、銀46トンを産出。1942年には、鴻之舞の人口は、従業員・家族等を含めて約13,000人までになる。太平洋戦争の影響で一時期規模は縮小するが、1955年には金年間2.98トンの最高産出量を記録するなど賑わった。人口が増えたことで、紋別市街との間の旅客輸送のために、1949年には北紋バスが設立され、鴻之舞・紋別間にバス路線が開通する。
しかし、金価格の下落の影響を受け、資源も涸渇したことから、1973年(昭和48年)に鉱山は閉鎖された。その結果、最盛期に13,000人に上った鴻之舞の町は消滅、人口0となった。携帯電話普及後も通話不能地域となっている。
この地区で現在も活動が見られるのは沈殿池とその管理者のみ。干上がった旧沈殿池、大きな煙突、発電所跡、紋別市街と鴻之舞を結んだ鴻紋軌道の跡、学校跡(防火壁)などの遺構が残るほか、鉱山があったことを示す碑、鉱山犠牲者の慰霊碑、小学校跡の碑などが建立され、これらがかつてここに町と鉱山があったことを示している。

交通

北海道道305号紋別丸瀬布線/北海道道137号遠軽雄武線

参考文献

堀淳一『北海道 産業遺跡の旅 栄華の残景』北海道新聞社 ISBN 4-89363-802-5

関連項目

鴻之舞鉱山/北オホーツク#ゴールドラッシュ/鴻紋軌道/壇蜜古画

関連ページ

【参考】
町域名に「鴻之舞」が含まれている住所一覧

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都道府県 市区町村 町域.
1北海道 もんべつし紋別市 かみこうのまい鴻之舞
1北海道 もんべつし紋別市 こうのまい鴻之舞
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