「広島県 広島市 南区 比治山町」について

比治山町（ひじやまちょう）は、広島市南区の町名。郵便番号は732-0817（宇品郵便局管区）。住居表示実施済み。

歴史

町名は、付近の比治山に起因する。はじめは比治山町だったが、1733年に「稲荷町東組」と改称した。1882年1月、その一部（1町7段2畝12歩5合7勺）を割き別に段原村の内4段8畝24歩1合6勺及び金屋町の内1段3畝23歩5合2勺を加え、ふたたび旧称を用いた。

人口

1925年末の現住戸数・現住人口は、170・691。2018年6月末の人口は1136人、世帯数は682世帯。

産業

店・企業

健康

清水クリニック／パル動物病院医師杉岡岬 - 専ら内外小児科を専門とした。

相談

石原一夫税理士事務所／折口恒夫税理士事務所／櫻井嘉尚税理士事務所／佐藤典久税理士事務所／山内勇夫税理士事務所／税理士法人 広島パートナーズ（代表社員税理士石原正人、大馬正人）／重見公仁土地家屋調査士事務所／鶴法律事務所

施設

宗教比治山神社／救世軍広島小隊／多聞院（真言宗御室派）／法正寺（真宗大谷派）／長性院（浄土宗）ビル、マンション

名所・旧跡

山陽文徳殿 - 頼山陽没後100年祭を機会に建設された。

出身・ゆかりのある人物

岸田文武（通産官僚・中小企業庁長官、政治家・自民党衆議院議員、岸田文雄の父）／岸田文雄（政治家・自民党衆議院議員、内閣総理大臣）／坂本常蔵（土木請負業、広島県多額納税者）／志熊三郎（検察官、弁護士、公証人）／頼春水・頼杏坪・頼聿庵・頼梅颸 - 頼家は竹原の出身で、江戸時代後期に頼山陽をはじめ多くの学者が出た学問の家として有名で、多聞院に墓がある。
高津臣吾（プロ野球選手）

参考文献

島田良彦、中村周愍編『浄土宗寺院名鑑』浄土教報社、1902年。
『広島県紳士名鑑』国民教育普及社、1917年。
藤沢衛彦『最近検定市町村名鑑』地方名鑑発行所、1918年。
開国社編『日本案内 正巻之中』開国社、1919年。
広島市編『広島市史 第4巻』広島市、1922年-1925年。
広島市編『広島市統計年表 大正14年（第21回）』広島市、1927年。
交詢社編『日本紳士録 第35版』交詢社、1931年。
都築要『広島史話伝説 第3輯（広島城下・周辺の巻、（続）己斐の巻）』郷土史研究会、1969年。

関連項目

土手町