郵便番号 891-0132
住所 鹿児島県 鹿児島市 七ツ島
読み方 かごしまけん かごしまし ななつじま
この地域の
公式HP
地図

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地方公共
団体コード
46201
最寄り駅
(基準:地域中心部)
  • 五位野駅(JR在来線)
     …距離:1.6km(徒歩20分)
  • 平川駅(JR在来線)
     …距離:2.9km(徒歩35分)
  • 坂之上駅(JR在来線)
     …距離:3.9km(徒歩48分)
周辺の施設、
ランドマーク等
  • 七ツ島公園運動広場《スポーツ施設(小規模)》
  • 鹿児島県 鹿児島市 七ツ島」の読み方は「かごしまけん かごしまし ななつじま」です。
  • 鹿児島県 鹿児島市 七ツ島」の郵便番号は「891-0132」です。
  • 鹿児島県 鹿児島市」の地方公共団体コードは「46201」です。
補足事項
■f03: 丁目を有する町域。
郵便番号を設定した町域(大字)が複数の小字を有しており、各小字毎に番地が起番されているため、町域(郵便番号)と番地だけでは住所が特定できない町域。

「七ツ島(鹿児島市)」の概要 from Wikipedia

…(1,945文字)

七ツ島(ななつじま)は、鹿児島県鹿児島市の町丁。郵便番号は891-0132。人口は8人、世帯数は8世帯(2020年4月1日現在)。七ツ島一丁目と七ツ島二丁目がある。
かつては大小7つの島が浮かんでいたが、鹿児島臨海工業地帯の1号用地B区として埋立てられ、工業地帯として造成された。

地理

鹿児島市の南部、臨港地域に位置している。北方には南栄、谷山港、坂之上、南方には平川町、西方には光山が接しており、東方には鹿児島湾に面している。
町域の北部には七ツ島サンライフプールやその周辺に商業施設が所在し、南部は金属加工、食料品などの工場が集積する工業地帯となっている。
町域を南北に鹿児島県道219号玉取迫鹿児島港線が通っており、産業道路の一部として機能している。また、沿線には埋立以前にあった七つの島のうち父島と呼ばれていた島の一部が現存している。

丁目

表の上方向が北を示す。

町名の由来

「七ツ島」という町名は埋立以前に大小七つの島が附近に所在し、そこが景勝地として知られていたことに由来している。

島としての七ツ島

七ツ島は「元禄国絵図」に掲載があり、古くから名勝として知られていた。和田村と下福元村の沖に侵食によって形成された小島が点在していた。海岸線に近い一番大きな島には七ツ島大明神という石祠があり、祭神は市杵島姫命とされている。また、薩摩藩によって編纂された地誌である「三国名勝図会」には七ツ島について以下のように掲載されている。

七ツ島の埋め立て

埋め立てが行われる以前は緑地公園の付近は砂浜となっており、谷山市街地に近いため多くの海水浴客が訪れていた。1972年(昭和47年)10月に埋め立て工事に着手し、1976年(昭和51年)にかけて鹿児島臨海工業地帯の1号用地B区として埋立てられ造成された工業地帯。205ヘクタールの区域が埋め立てられ造成されたもので、事業費は約263億円であった。埋め立て後も一番大きな島であった父島が保存されており、石碑が設置されている。

町丁の設置

埋め立てが完了した後の1977年(昭和52年)11月7日に平川町の一部及び平川町地先の公有水面埋立地より「七ツ島一丁目」、平川町地先の公有水面埋立地より「七ツ島二丁目」が設置された。
七ツ島二丁目の区域にあたる鹿児島臨海1号用地B区の用地について石川島播磨重工業と1974年(昭和49年)に売買契約を締結されたが、1988年(昭和63年)の時点で陸上機械部門が置かれたのみでその他は遊休地となっていた。2002年(平成14年)に撤退し、跡地は鹿児島七ツ島メガソーラー発電所が建設され2013年(平成25年)に運転開始した時点では日本の太陽光発電所で最大の発電出力を有していた。

公共

七ツ島サンライフプール/光山公園

企業

鹿児島七ツ島メガソーラー発電所(石川島播磨重工業跡地)

道路

一般県道/鹿児島県道219号玉取迫鹿児島港線(産業道路)

湾港

鹿児島港谷山二区/フェリーはいびすかす(定期旅客航路:鹿児島港~西之表港~宮之浦港)

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる。

参考文献

谷山市誌編纂委員会『谷山市誌』谷山市、鹿児島県、1967年3月30日。http://www.city.kagoshima.lg.jp/kikakuzaisei/kikaku/seisaku-s/shise/shokai/shishi/taniyama.html。 , Wikidata Q111435390/南日本新聞『鹿児島市史Ⅳ』 4巻、鹿児島市、1990年3月15日。http://www.city.kagoshima.lg.jp/kikakuzaisei/kikaku/seisaku-s/shise/shokai/shishi/kagoshima.html。 , Wikidata Q111372875/「角川日本地名大辞典」編纂委員会「角川日本地名大辞典 46 鹿児島県」『角川日本地名大辞典』第46巻、角川書店、日本、1983年3月1日。ISBN 978-4-04-001460-9。 , Wikidata Q111291392/芳即正、五味克夫『日本歴史地名大系47巻 鹿児島県の地名』平凡社、1998年。ISBN 978-4582910544。 /南日本新聞開発センター『鹿児島開発事業団史 二十八年のあゆみ』鹿児島開発事業団、1993年。 /橋口兼古、五代秀堯、橋口兼柄 著、島津久光 編『三国名勝図会』薩摩藩、1843年。 NDLJP:992137/「373ワイドタウン 七ツ島新聞」『南日本新聞』、2012年2月14日、17面。

関連項目

埋立地

関連ページ