「愛知県 西尾市 吉良町饗庭」について

吉良町饗庭（きらちょうあいば）は、愛知県西尾市の地名。

地名の由来

暦応2年の開拓のとき、友国村の尾崎勘解由の一族が神宮を勧請し、2反を神宮に初穂地として献上したことから、「御饗庭」と呼ばれるようになったという。その後、饗庭郷となった。

人口の変遷

国勢調査による人口および世帯数の推移。

沿革

1339年（延元4年/暦応2年） - 開拓と伝わる。伊勢神宮外宮領の「饗庭御厨」が所在したとされる。
江戸時代 - 三河国幡豆郡饗庭村として所在。旗本吉良氏知行。
1703年（元禄16年） - 旗本吉良氏の断絶により、石見浜田藩領となる。
1757年（宝暦7年） - 旗本諏訪氏知行となる。
1889年（明治22年） - 萩原村大字饗庭となる。
1906年（明治39年） - 横須賀村大字饗庭となる。
1955年（昭和30年） - 吉良町大字饗庭となる。

施設

饗庭城跡／西尾市吉良地区一般廃棄物最終処分場／白山神社／饗庭神社／金蓮寺

参考文献

「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『愛知県』 23巻、角川書店〈角川日本地名大辞典〉、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。

関連項目

西尾市の地名

外部リンク

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