郵便番号 350-0852
住所 埼玉県 川越市 川越
読み方 さいたまけん かわごえし かわごえ
この地域の
公式HP
地図

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地方公共
団体コード
11201
最寄り駅
(基準:地域中心部)
  • 南古谷駅(JR在来線)
     …距離:3.9km(徒歩48分)
  • 本川越駅(西武鉄道)
     …距離:4.1km(徒歩51分)
  • 川越市駅(東武鉄道)
     …距離:4.4km(徒歩55分)
周辺の施設、
ランドマーク等
  • 長沢幼稚園《幼稚園》
  • JA-SS芳野SS《全国農業協同組合連合会》
  • ファミリーマート川越鴨田店《コンビニ》
  • 埼玉県 川越市 川越」の読み方は「さいたまけん かわごえし かわごえ」です。
  • 埼玉県 川越市 川越」の郵便番号は「350-0852」です。
  • 埼玉県 川越市」の地方公共団体コードは「11201」です。

「川越」の概要 from Wikipedia

…(2,109文字)

川越(かわごえ)は、武蔵国入間郡の地名。中世には河越とも表記されたが、現在は埼玉県川越で統一されている。
城下町として栄え、古くから小江戸と称された。古くからの「川越」は現在の川越市の中心部にあたり、旧町字名では「大字川越」とも呼ばれた。また現在の川越市東部にも大字川越が存在する。

概要

現在の川越市の中心部にあたる旧川越藩の川越城下17町と呼ばれた「大字川越」について述べる。川越市全体については川越市を参照のこと。
天正18年(1590年)、川越藩が立藩、寛永16年(1639年)に老中首座の松平信綱が島原の乱鎮圧の功で川越藩主に栄転する。「知恵伊豆」と呼ばれた信綱は、十ヵ町四門前町(じっかちょうしもんぜんまち)という川越城下の町割を行った。これにさらに郷分や城付を設けた。
信綱によって城の表玄関として西大手門と南大手門が作られ、西大手門を基点に南方に川越街道が江戸まで伸びた。西大手門から西へ進む大通りの先には高札場である「札の辻」が設けられた。ここを軸に縦二十三条、横七十八条の概ね碁盤の目状に町割がなされた。また、袋小路、鉤の手、七曲り、丁字路など城下町特有の街路が作られた。札の辻を中心とした一帯が城下の商人地区である上五ヶ町であった。町屋は概ね間口数間、奥行15間から20間の短冊型に区切られた。上五ヶ町に隣接して職人町の下五ヶ町があった。さらに養寿院、蓮馨寺、行伝寺、妙養寺が4つの門前町を形成した。
この上五ヶ町と下五ヶ町は川越まつりなど祭礼では交替で町行司を出し、各町名主の上に町年寄りなどを選出して町政を行った。大正11年(1922年)12月1日に埼玉県で最初に市制を施行した川越の中心部であり、市制前の旧町字名では「大字川越」と包括された。

旧町名

上五ヶ町/江戸町(えどまち):川越街道の基点があった。人馬継ぎ立てをする伝馬問屋や蔵米の点検をする改があった。
本町(ほんまち):西大手門から札の辻に至る大通り地区。
南町(みなみまち):札の辻の南。大店の呉服問屋が連なり隆盛した地区。蔵造りで有名な現在の川越一番街。
喜多町(北町。きたまち):札の辻から北にある。河越夜戦の舞台となった東明寺の門前町だった。
高澤町(たかざわまち):札の辻から西へ高澤橋までの区域。江戸時代は特産品のそうめんを作る店を軒を連ねた。菓子製造の家も多く「菓子屋横丁」として現存している。
下五ヶ町/鍛冶町(かじまち):北条氏時代に相模国から鍛冶職が移住し鍛冶の町となった。
多賀町(たがまち):時の鐘のある地区。桶屋・大工の集まった職人街。
鴫町(志義町。しぎまち):鍛冶町の刀匠・鴫善吉が開いたので名が付いた。穀物問屋が軒を連ね、米市の取引量は武蔵国最大であった。川越藩の馬場もあった。
志多町(下町。したまち):東明寺の広大な境内が町になったところ。東明寺坂を下った場所で古くは下町と呼ばれた。
上松江町(かみまつえちょう):松郷と続く区域/さらに/郭町(くるわまち):城内の区域だった。
坂下町(さかしたまち)/坂上町(さかうえまち):坂下町と坂上町には侍屋敷があった。
北久保町(きたくぼちょう)/南久保町(みなみくぼちょう)/竪久保町(たてくぼちょう):これらは川越城の曲輪の土手に使う土地を採取したことから名が付いた。
大工町(だいくまち):喜多院や仙波東照宮造営の工匠が住んでいた。
五反町(ごたんまち):面積五反の地域で家臣の屋敷があった。
などがあった。
川越城下17町と呼ばれたが、時代によって町名が変わり複雑を極め、これらは昭和36年(1961年)に町名地番整理が実施され、現存しないものもある。
明治26年(1893年)3月17日に養寿院門前から出火した川越大火で市街地の多くを焼失、その後、川越商人は豪壮な耐火建築である蔵造りの商家を競って建てた。その街並みは川越一番街として現在でも残っていて、札の辻から仲町の交差点の間で見ることができる。この通りから路地に入れば時の鐘、菓子屋横丁などがある。歴史ある風景は高く評価されていて都市景観100選にも入っている。また、元町、幸町を中心とした7.8ヘクタールの区域が国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。

主な文化財

重伝地区/大沢家住宅(国の重要文化財)/りそなコエドテラス(旧八十五銀行本店本館、国の登録有形文化財)/時の鐘(市文化財)/旧小山家住宅(川越市蔵造り資料館)(市文化財)/重伝地区以外/喜多院(国の重要文化財)/鏡山酒造(川越市産業観光館)(国の登録有形文化財)/川越商工会議所(旧武州銀行川越支店)(国の登録有形文化財)/太陽軒(国の登録有形文化財)/手打ちそば百丈(国の登録有形文化財)/日本聖公会川越キリスト教会礼拝堂(国の登録有形文化財)/旧山崎家別邸庭園(県の登録記念物)/川越城(県史跡、県指定文化財)/旧川越織物市場(市文化財)

関連項目

「川越」で始まるページの一覧/埼玉県の観光地/平成百景

外部リンク

川越市川越(商家町 埼玉) - 文化遺産オンライン・文化庁/川越の観光名所一覧

関連ページ

【参考】
町域名に「川越」が含まれている住所一覧

検索ヒット数:4件
都道府県 市区町村 町域.
11埼玉県 かわごえし川越市 かわごえ川越
22静岡県 しずおかしあおいく静岡市葵区 かわごしちょう川越
32島根県 ごうつし江津市 さくらえちょうかわごえ桜江町川越
43熊本県 しもましきぐんみさとまち下益城郡美里町 かわごし川越
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