「静岡県 袋井市 富里」について

富里（とみさと）は静岡県袋井市の大字。

地理

袋井市の南部、浅羽西地区の南西部に位置する。県道255号沿いに住宅が立ち並ぶ。それ以外のエリアには田畑が広がる。東で西ケ崎、西で磐田市和口、南で磐田市豊浜中野、北で浅羽一色、中及び長溝と接する。また、県道403号新田橋南西側に飛地がある。

河川

太田川

沿革

江戸時代から1876年（明治9年）まで、現在の袋井市富里に当たる地域には山名郡戸場野村、同郡二之池新田及び同郡西ケ崎村が存在した。
1868年（慶応4年）5月24日 - 徳川宗家が駿河府中藩に転封。それにともない遠江国内で領地替えが行われ、幕府領・旗本領が消滅。府中藩の管轄となる。
1869年（明治2年）8月7日 - 府中藩が静岡藩に改称する。
1871年（明治4年）／7月14日 - 廃藩置県により静岡県の管轄となる。
11月15日 - 第1次府県統合により浜松県の管轄となる。
1876年（明治9年）／8月21日 - 第2次府県統合により静岡県の管轄となる。
戸場野村、同郡二之池新田及び同郡西ケ崎村が合併して、山名郡富里村となる。
1889年（明治22年）4月1日 - 町村制の施行により、山名郡富里村が同郡浅岡村、同郡浅羽一色村、同郡一之池新田、同郡中村及び同郡長溝村と合併して山名郡西浅羽村となる。旧村名は西浅羽村の大字として残る。
1896年（明治29年）4月1日 - 郡制の施行により、所属郡が山名郡から磐田郡に変更となる。
1955年（昭和30年）3月1日 – 西浅羽村が磐田郡東浅羽村、同郡上浅羽村、同郡幸浦村が合併して磐田郡浅羽村が発足する。
1956年（昭和31年）10月1日 – 浅羽村が町制施行して、浅羽町となる。
2005年（平成17年）4月1日 - 浅羽町が袋井市に編入される。

施設

曹洞宗 松秀寺／王子神社

道路

静岡県道255号中野諸井線／静岡県道403号磐田掛川線

その他

袋井市浅羽西地区デマンド型乗合タクシー

小・中学校の学区

市立小・中学校に通学する場合、学区は以下の通り。

警察

警察の管轄区域は以下の通り。

関連項目

横須賀藩／西浅羽村