「愛知県 名古屋市 北区 紅雲町」について

紅雲町（こううんちょう）は、愛知県名古屋市北区の地名。丁番を持たない単独町名。住居表示未実施。

地理

名古屋市北区南部に位置する。東は石園町・芦辺町、西は大蔵町、南は城東町・杉栄町、北は若葉通に接する。

地名の由来

1914年（大正3年）に竣工した大幸川改修工事に伴い、川の両岸に8メートルごとにサクラとカエデの植木が延長8キロメートルに渡って植えられた。その景観を漢詩の「彩紅紅雲」（典拠不明）というフレーズにちなみ、同時に掛け替えられた橋の名称として採用したという。町名はその橋名に由来するという。ただし、現在大幸川は暗渠化され市道となっており、由来となった橋は現存しない。

沿革

1932年（昭和7年）9月1日 - 東区下飯田町字寺西・南出・東生駒・下三反田の各一部により東区紅雲町として成立。
1944年（昭和19年）2月11日 - 北区成立に伴い同区紅雲町となる。

世帯数と人口

2019年（平成31年）1月1日現在の世帯数と人口は以下の通り。

人口の変遷

国勢調査による人口の推移

学区

市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる。

施設

天理教名紅布教所／ほっともっと紅雲町店／ビジネスホテルみゆき

日本郵便

郵便番号 : 462-0857（集配局：名古屋北郵便局）。

参考文献

「角川日本地名大辞典」編纂委員会編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5。 ／名古屋市北区役所市民室『北区 私たちのまち』名古屋市北区役所、1979年3月。

関連項目

名古屋市の地名／彩紅橋通 - 町名の由来を同じくする／紅雲町 - 地名の曖昧さ回避のページ

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、紅雲町 (名古屋市)に関するカテゴリがあります。