「北海道 札幌市 清田区 里塚四条」について

里塚（さとづか）は、北海道札幌市清田区にある地名。ここでは里塚に隣接している里塚緑ヶ丘（さとづかみどりがおか）についても記述する。河川は、三里川があるのみ。

歴史

札幌の中心からの距離が3里であることを示す塚が築かれていた地域であるため、古くは三里塚（さんりづか）と呼ばれていた。
その後、「三」の字をとって「里塚」と改名されたが、「三里塚小学校」「三里塚公園」のように一部の施設に旧称が残る。なお「三里塚神社」の所在地は美しが丘に区分される。
塚の現物は一度失われたが、2005年の三里塚小学校開校100周年に先立って、2004年に復元された。ただしその所在地は平岡に区分される。

沿革

1875年（明治8年） – このころ開拓が始まる。大木が繁っていたため、当時の主要産業は木炭製造だった。
1901年（明治34年） – このころに畑作が定着する。
1905年（明治38年） – 三里塚教育所（後の三里塚小学校）が設置される。
1921年（大正10年） – このころからリンゴ栽培が盛んになる。
1933年（昭和8年） – 三里塚教育所が三里塚尋常小学校に改称される。
1944年（昭和19年） – 「里塚」と命名される。
1945年（昭和20年） – このころ、地名の由来である三里塚が消失する。
1965年（昭和40年） – 里塚霊園造成開始。
1982年（昭和57年） – このころ「里塚・真栄地区土地利用転換計画」が制定され、宅地開発が進む。
1992 – 1993年（平成4 – 5年） – 宅地開発された里塚の番地区域が「美しが丘」に区分される。
1997年（平成9年）11月4日 – 清田区が成立。里塚の番地区域が「里塚緑ヶ丘」と「平岡公園東」に区分される。
2004年（平成16年） – 三里塚小学校の開校100年を記念して、平岡南公園内に三里塚が復元される。
2018年（平成30年）9月6日 - 北海道胆振東部地震により、1970年代後半に宅地造成された地区（約2ha）が液状化現象で陥没した。

主要道路

国道36号／厚別東通／青葉平岡通／大曲通

主な施設

札幌南徳洲会病院（里塚1-2）／里塚わんぱく緑地（里塚1-4）／札幌市立三里塚小学校（里塚2-6）／桂台なかよし公園（里塚4-3）／札幌緑ヶ丘郵便局（里塚緑ヶ丘2）／里塚霊園（里塚）

交通機関

詳細は事業者・営業所・路線記事を参照。
北海道中央バス（大曲営業所、白石営業所、千歳線、新千歳空港連絡バス）／ジェイ・アール北海道バス（空知線）／北都交通（新千歳空港連絡バス）

外部リンク

札幌市清田区役所