郵便番号 719-3201
住所 岡山県 真庭市 久世
読み方 おかやまけん まにわし くせ
この地域の
公式HP
地図

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地方公共
団体コード
33214
最寄り駅
(基準:地域中心部)
  • 久世駅(JR在来線)
     …距離:429m(徒歩5分)
  • 古見(岡山県)駅(JR在来線)
     …距離:3.8km(徒歩47分)
周辺の施設、
ランドマーク等
  • 久世駅(JR)《駅(JR在来線)》
  • JA晴れの国岡山久世支店《銀行その他》
  • 久世郵便局《郵便局》
  • 北町公園《近隣公園》
  • 久世税務署《税務署》
  • 中山病院《病院》
  • エディオンキタデンキ《大型専門店(電化・家電)》
  • 中国銀行久世支店《地方銀行》
  • 中国銀行勝山支店《地方銀行》
  • 真庭市久世図書館《公共図書館》
  • 津山信用金庫久世支店《信用金庫》
  • お滝さま(興善寺奥の院)《仏閣(寺・観音・不動・薬師)》
  • 久世エスパスセンター《ホール・会館》
  • すき家313号真庭店《ファーストフード》
  • コスモ石油セルフ&カーケアステーション久世《ガソリンスタンド》
  • 岡山県 真庭市 久世」の読み方は「おかやまけん まにわし くせ」です。
  • 岡山県 真庭市 久世」の郵便番号は「719-3201」です。
  • 岡山県 真庭市」の地方公共団体コードは「33214」です。

「久世(真庭市)」の概要 from Wikipedia

…(2,389文字)

久世(くせ)は、岡山県真庭市(旧久世町)にある大字。同市の市役所所在地であり、旧久世町役場所在地。かつての大庭郡久世村に相当する。
近世においては、一時期徳川幕府の代官所(久世代官所、または久世陣屋)が設置され、その陣屋町として栄えた。 また、出雲往来の宿場町としても繁栄し、本陣が置かれていた。
郵便番号は719-3201(久世郵便局管区)。人口は3513人(男性1649人、女性1864人)。世帯数は1371世帯(2014年5月現在)。

概要

真庭市の東南部にある歴史の古い町で、旭川の左岸に町並が続き、役場・郵便局・中央公民館など公的機関が集中する。真庭地方では勝山と並んで古くから行政面での中枢地域であり、真庭郡以前の大庭郡時代は、郡内の中枢であった。江戸時代には、出雲街道の宿場、天領の久世代官所の陣屋町として栄え、古い家並みが一部今も残る。
久世神社、朝日神社、真言宗吉祥寺、同長福寺、同重願寺、日蓮宗興善寺などの社寺があり、また出雲の松平家が参勤交替の途次宿泊した本陣の跡、寺畑山城跡、典学館跡もある。久世代官所跡が、重願寺境内にある。

歴史

古代においては、『和名類聚抄』に載る美作国大庭郡の久世郷の一部であったとされ、地名は郷名の遺称とされる。
近世には久世村と称した。古くは久世村は、山寄りの「山方」と旭川寄りの「原方」に分かれていた。久世など大庭・真島郡などは、美作中心部にあたる現在の津山市街から見て、より山奥にあたったので、通称「山中」(さんちゅう)という地方名で呼ばれることもあった。
久世村は、宇喜多氏、小早川氏の所領を経て、慶長8年(1603年)に津山藩主森忠政の所領に移る。久世では牛馬市が行われ、慶長9年からはじまり、盛期には3万頭の入場記録をつくった。元禄10年、森氏が断絶。その翌年、松平氏が新たに津山藩主となり、久世村も支配した。
享保11年(1726年)、凶作のうえ、松平氏が年貢米の収納期を早めたため、大庭・真島両郡の農民は久世に会合して百姓一揆を起こした。この一揆はのちに「山中一揆」(さんちゅういっき)と呼ばれるようになった。これを受けて、翌12年、津山藩主松平氏は10万石から5万石に削減され、さらに久世地方は江戸幕府の直轄領となり、久世に代官所(久世代官所。久世陣屋とも)を置いて領地を支配させた。代々の代官中、早川八郎左衛門正紀は農耕と養蚕の振興に努力し、久世を美作西部の政治経済の中心地として繁栄に導いた。
文化14年、津山藩がもとの10万石に復したので、久世村原方、同山方とも津山領に戻り明治に至る。
明治5年8月、久世村原方・同山方を合併して単一の久世村とする。同22年6月1日の町村制施行にあたり大庭郡久世・中島・多田・鍋屋・三坂・山久世の6村が合併して大庭郡久世村をつくる。同29年2月、町制を実施し久世町、同33年4月1日、大庭・真島2郡が合併して真庭郡となる。翌34年4月、山久世を分離して一宮村(のち勝山町)に編入、同37年6月1日、同郡川南村と合併して大きくなり、さらに昭和30年4月29日 に同郡美和村と合併。
平成17年3月31日、真庭郡久世町・勝山町・落合町・湯原町・美甘村・川上村・八束村・中和村および備中国側となる上房郡北房町の5町4村が対等合併し、真庭市を新設。

地名の由来

古くからの日本語で、湾曲していることを「曲」(くせ)というが、当地で旭川の流路が大きく湾曲し、その周辺地域を「くせ」と呼ぶようになり、久世の表記が当てられるようになったとされる。
また、当地東部で旭川に目木川が合流しており、また、古くから出雲街道の渡し場であったことから、「古瀬」(こせ)と称したが、久瀬に変化し、久世の字を用いるようになったという説もある。
さらに、古い言葉で、岩の多い浅瀬や川原を「曲瀬」(くせ)と呼んだことから、これに由来しているともいわれる。
いずれの説も、河川(旭川)の地形に由来しているのは共通。

地勢

山岳茶臼山河川旭川

文化・祭り

久世祭り/作州久世ぼっこう祭/まにワッショイ(有志団体)

公的施設

真庭市役所/久世保健福祉会館/北町公園/スポーツセンター/久世体育館/典武館/真庭市交流定住センター

教育施設

真庭市立遷喬小学校/宮芝公園/真庭市ハローワーク

医療・福祉施設

真庭市立久世保育園/杉山内科循環器科病院

郵便局・金融機関

久世郵便局/トマト銀行/住友生命

一般企業・商店

久世商店街/JAまにわ/グンゼ/NTT西日本久世電話交換所/やすらぎホール久世/湯原第二発電所/中国林業/真庭郡木材事業/NHK久世ラジオ中継放送所/ダイレックス久世店/ロマンティックタウンアルティ/業務スーパー/ランディーズ/マルイ

神社仏閣・その他宗教施設

吉祥寺/興善寺奥ノ院(お滝さま)/重願寺/薬王寺/真光寺/朝日神社/美保神社/久世神社/十字会ライラックス久世

史跡

旧遷喬尋常小学校校舎/久世代官所(久世陣屋)跡/久世本陣跡/典学館跡/寺畑山城跡/目木構

道路

久世は勝山と並び交通の要衝であり、多くの国道・県道が交差、分岐している。
国道181号(出雲往来)/国道313号/岡山県道65号久世中和線/岡山県道203号久世停車場線/岡山県道329号西原久世線

鉄道

JR姫新線/久世駅

参考文献

『県別マップル岡山県道路地図』昭文社(2013年)/巌津政右衛門 『岡山地名事典』日本文教出版社(1974年)/岡山県大百科事典編集委員会編集『岡山県大百科事典』山陽新聞社(1979年)/下中直也 『日本歴史地名体系三四巻 岡山県の地名』平凡社(1981年)/地域別構想-真庭市 PDF版(2013年12月閲覧)

外部リンク

真庭市

関連項目

勝山 (真庭市)/落合垂水/陣屋町/宿場

関連ページ

【参考】
町域名に「久世」が含まれている住所一覧

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