「神奈川県 横浜市 保土ケ谷区 今井町」について

今井町（いまいちょう）は、神奈川県横浜市保土ケ谷区の町名。「丁目」のない単独行政地名。住居表示未実施。

地理

横浜市保土ケ谷区南西部に位置し、面積は1.707km2。中央を今井川が流れる。

町名の由来

今井の名は『新編武蔵風土記稿』によると木曽義仲の家人、今井兼平が住んだことから。

沿革

かつての都筑郡今井村。
1889年（明治22年）4月1日 - 二俣川村、市野沢村、三反田村、小高新田と合併し、二俣川村大字今井となる。
1939年（昭和14年）4月1日 - 横浜市に編入し保土ケ谷区の一部となる。
1959年（昭和34年）1月1日 - 旭区小高町の一部と境界を調整。
1969年（昭和44年）10月1日 - 行政区再編成に伴い旧保土ケ谷区を廃止し、新たに保土ケ谷区へ編入。
1970年（昭和45年）5月1日 - 旭区左近山の一部と境界を調整。
1981年（昭和56年）7月13日 - 法泉町が廃止となり一部を編入。
1998年（平成10年）10月19日 - 今井町、藤塚町の各一部から新桜ケ丘一丁目を、今井町、藤塚町、旭区市沢町の各一部から新桜ケ丘二丁目を新設。

世帯数と人口

2023年（令和5年）4月30日現在（横浜市発表）の世帯数と人口は以下の通り。

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる（2021年8月時点）。
横浜市立今井小学校通学区域の一部には「特別調整区域」が設定されており、横浜市立左近山中学校も選択できる。

事業所

2021年（令和3年）現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通り。

事業者数の変遷

経済センサスによる事業所数の推移。

従業員数の変遷

経済センサスによる従業員数の推移。

鉄道

東海道貨物線

道路

保土ヶ谷バイパス（新桜ヶ丘IC）／横浜新道（今井IC）／環状2号線

施設

横浜カントリークラブ／神奈川県立商工高等学校／横浜市西部地域療育センター

史跡

今井城址：今井兼平の居城であったと伝えられるがはっきりしない。

日本郵便

郵便番号 : 240-0035（集配局：保土ヶ谷郵便局）。

警察

町内の警察の管轄区域は以下の通り。

関連項目

今井町 (曖昧さ回避)

参考文献

横浜市市民局総務部住居表示課 編『横浜の町名』横浜市市民局、1996年。 ／「今井村」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ82都筑郡ノ2、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763987/15。 ／“横浜市町区域要覧” (PDF). 横浜市市民局 (2016年6月). 2023年6月6日閲覧。