「愛知県 清須市 寺野」について

寺野（てらの）は、愛知県清須市の地名。

交通

愛知県道190号名古屋一宮線／東海道本線／東海道新幹線／JR東海交通事業城北線

施設

美鈴公園／キリンビール名古屋工場／花園公園／八剱社

地名の由来

『尾張国地名考』によると、清洲城下の寺町であったことによるという。

沿革

鎌倉時代 - 熱田神宮社領地として、尾張国春日井郡に寺野村の地名が記録に残る。熱田神宮社領地としていつまで存続したかは未詳。
江戸時代 - 尾張国春日井郡寺野村として所在。尾張藩清洲代官所支配。
1876年（明治9年） - 一部が清洲村に編入され、鍋屋分・寺野分を編入。
1880年（明治13年） - 春日井郡の東西分割により、西春日井郡寺野村となる。
1889年（明治22年） - 西春日井郡寺野村大字寺野となる。
1906年（明治39年） - 西春日井郡新川町大字寺野となる。
2005年（平成17年）7月7日 - 西春日井郡新川町寺野が合併に伴い、清須市寺野となる。また、大字および字が住所から削除され、寺野元町　（てらのもとまち）・寺野郷前（てらのごうまえ）・寺野花園（てらのはなぞの）・寺野中園（てらのなかぞの）・寺野花笠（てらのはながさ）・寺野美鈴（てらのみすず）・寺野池端（てらのいけばた）にそれぞれ変更。

人口の変遷

国勢調査による人口および世帯数の推移。

参考文献

「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『愛知県』 23巻、角川書店〈角川日本地名大辞典〉、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。

関連項目

清須市の地名