「愛知県 清須市 土田」について

土田（つちだ）は、愛知県清須市の地名。

地理

清須市西部に位置する。東は清洲、西はあま市、南は上条、北は廻間に接する。

河川

福田川

交通

国道302号／名古屋第二環状自動車道清洲西インターチェンジ／名鉄名古屋本線

施設

土田公園／神明社／神明社／天神社／ツツミ田公園／大吉寺／高島公園／光専寺

地名の由来

『尾張国地名考』によれば、仁徳天皇の御代、高麗から献上された鉄製の盾と的を家臣に射抜かせたところ、唯一宿禰なる人物が見事射抜いたことから、「的の砥田（とだ）の宿禰」の号を賜った。その宿禰が住んだことから「砥田村」と呼ばれたが、次第に「戸田」もしくは「土田」の表記が現れ、応仁以降は専ら「土田」の表記となったという。

沿革

江戸時代 - 尾張国海東郡土田村として所在。尾張藩領清洲代官所支配。
1889年（明治22年） - 海東郡白鷹村大字土田となる。
1906年（明治39年） - 海部郡甚目寺村大字土田となる。
1932年（昭和7年） - 海部郡甚目寺町大字土田となる。
1943年（昭和18年） - 西春日井郡清洲町大字土田となる。
2005年（平成17年）7月7日 - 西春日井郡清洲町土田が合併に伴い、清須市土田となる。大字土田字小松野が土田小松野（つちだこまつの）、大字土田字高島が土田高島（つちだたかしま）、大字土田字北浦が土田北浦（つちだきたうら）、大字土田字小中畑が土田小中畑（つちだおなかばた）、大字土田字川田が土田川田（つちだかわだ）、大字土田字郷上切が土田郷上切（つちだごうかみきり）、大字土田字角田が土田角田（つちだすみだ）、大字土田字五反地が土田五反地（つちだごたんち）、大字土田字ツツミが土田ツツミ田（つちだつつみだ）、大字土田字郷中切が土田郷中切（つちだごうなかぎり）、大字土田字郷前が土田郷前（つちだごうまえ）、大字土田字郷下切が土田郷下切（つちだごうしもきり）、大字土田字八反田が土田八反田（つちだはったんだ）に変更される。

人口の変遷

国勢調査による人口および世帯数の推移。

参考文献

「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。

関連項目

清須市の地名