郵便番号 970-8026
住所 福島県 いわき市
読み方 ふくしまけん いわきし たいら
この地域の
公式HP
地図

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地方公共
団体コード
07204
最寄り駅
(基準:地域中心部)
  • いわき駅(JR在来線)
     …距離:702m(徒歩8分)
  • 赤井駅(JR在来線)
     …距離:3.4km(徒歩41分)
  • 内郷駅(JR在来線)
     …距離:4km(徒歩49分)
周辺の施設、
ランドマーク等
  • 平紺屋町郵便局《郵便局》
  • 松ケ岡公園《近隣公園》
  • いわき簡易裁判所《簡易裁判所》
  • 子鍬倉神社《神社》
  • 平読書クラブ《書店》
  • 旅館ときわ亭《旅館》
  • 福島民報社いわき支社《新聞社》
  • いわき市立平第一小学校《小学校》
  • 福島家庭裁判所いわき支部《家庭裁判所》
  • ベスト電器BFSハマデン平店《大型専門店(電化・家電)》
  • 福島地方裁判所いわき支部《地方裁判所》
  • 福島地方検察庁《公的機関の施設》
  • いわき市立平第一中学校《中学校》
  • ラジオ福島いわき支社《ラジオ局》
  • セブンイレブンいわき駅前通り西店《コンビニ》
  • 出光平堂ノ前SS《ガソリンスタンド》
  • 福島県 いわき市 平」の読み方は「ふくしまけん いわきし たいら」です。
  • 福島県 いわき市 平」の郵便番号は「970-8026」です。
  • 福島県 いわき市」の地方公共団体コードは「07204」です。
補足事項
■f02: 小字毎に番地が起番されている町域。

「平(いわき市)」の概要 from Wikipedia

…(4,104文字)

平(たいら)は、現在の福島県いわき市の中北部で、夏井川流域に位置する旧城下町。1966年10月の大規模合併前には、平市(たいらし)という市であった。旧磐前郡(1896年より石城郡)。
戦国時代(16世紀初頭)ごろから岩城氏の本拠地として「平」という地名が見られるようになる。江戸時代には「岩」の字が変更されて磐城平(いわきたいら)と呼ばれていたが、戊辰戦争で奥羽越列藩同盟が明治政府に敗けた結果、漢字一字の「平」に改名された。
このページでは、1966年の合併前の平市の内容と、合併後のいわき市平地区の両方を併載する。

概要

福島県浜通りの南部に位置する旧城下町。平安時代末期から戦国時代までは岩城氏の本拠地として、江戸時代には内藤氏や安藤氏などが治める磐城平藩の城下町として盛えた。廃藩置県当初の1872年1月9日から1876年8月20日までは、現在の浜通りを範囲とする磐前県の県庁所在地であった。
現在でもいわき市の中心地区であり、また浜通り地方の最大の商業地区を形成している。
浜通りから茨城県・宮城県・中通りの三方を結ぶ交通拠点であるが、明治維新以降は常磐線など茨城県からの交通網が早く整備されたため、南の茨城県北東部(日立市、水戸市など)との繋がりが最も深い。

地理

太平洋に面していることもあり、気候は年間通して温暖で、冬でも雪は少ない。
川:夏井川、好間川、新川/山・高地:阿武隈高地、石森山

地名の由来

「平」の由来には諸説がある。
一つは、岩城則道が本拠地を構えた時に、妻の徳姫(とくひめ。藤原清衡の娘)がかつて居住していた平泉に因んで、中心部を「平」と称して、郊外を「白水」と称したという説。
もう一つは、阿武隈高地と太平洋に挟まれた地域の中でも、平坦な地形が比較的広かった点に由来する説。
令制国の陸奥国を頭に付ける際には、「陸奥磐城平」「奥州磐城平」というように、徳川時代の名称であった磐城平(いわきたいら)で呼称されることが多い。「いわ」の字が「岩」から「磐」に変更された時期は、鳥居忠政が入府した時。

古代

国造が分立した7世紀前半には、現在のいわき市平地区は、石城国造の所管であった。
奈良時代当初の718年から728年までは、令制国では陸奥国ではなく石城国に属していた。しかし、728年には陸奥国に編入された。
平安時代初期の桓武天皇政権下では、現在の常磐バイパス北口付近に大國魂神社が設立された。

好嶋西荘の中心・岩城氏の本拠地

11世紀後半:前九年戦争と後三年戦争では源氏勢が通過し、これをきっかけに飯野八幡宮が建設された。
12世紀:岩城氏が一帯で勢力をふるい、郊外に白水阿弥陀堂を建立した。好嶋荘が立荘されると西方(西荘)の政所が飯野郷に置かれた。
足利時代には、現在の平白土地区に白土城が建設され、岩城氏の本拠地となった。
15世紀の中頃に、岩城氏の本拠地が白土城から西北西4kmに位置する大館に移った。
16世紀初頭に、「平」が史料に現れるようになるが、当時は大館周辺の地名だった。

磐城平藩の城下町

1602年:岩城氏が改易され、後に亀田に移転させられた。代わって鳥居忠政が磐城平藩を樹立すると、名前が「磐城平」に変更され、藩政時代には徳川譜代大名が治める城下町となった。
磐城平城下では、文化として「じゃんがら念仏踊り」が創作された。又、安藤氏が藩主だった時代には、現在の飯野八幡宮の近くに藩校施政堂が設立された。
1868年:戊辰戦争によって磐城平城が焼失した。

戊辰戦争後

1869年1月19日:明治政府によって陸奥国が分割され、磐城平は磐城国に入れられる。
1871年8月29日:廃藩置県によって磐城平藩は平県となり、磐城平は平県の県庁所在地となる。
1872年1月9日:平県と中村県(旧中村藩)が合併して磐前県が成立し、引き続き県庁所在地になる。
1876年8月21日:磐前県・福島県 (中通り)・若松県 (会津)が合併して現在の福島県が成立し、これ以後は福島県に属する。
1889年4月1日:町村制施行に伴い、平町が単独町制施行して磐前郡平町となる。
1896年4月1日:郡の合併により石城郡平町となる。
1897年2月25日:常磐線平駅(現いわき駅)開業。
1937年6月1日:平町が平窪村と合併して平市となる。
1945年3月〜7月:平空襲により被災。
1949年6月30日:平事件が勃発。
1950年:4月1日に飯野村、5月15日に神谷村を編入。
1954年10月1日:豊間町、夏井村、高久村、草野村を編入。
1955年2月11日:赤井村の一部を編入。
1966年10月1日:磐城市・内郷市・常磐市・勿来市・小川町・遠野町・久之浜町・四倉町・大久村・川前村・田人村・三和村・好間村と合併し、いわき市の一部となる。旧平町域(大字なしの地域)はいわき市平となり、その他の大字には「平」の冠称がつけられる。

歴代市長

『市制30年のあゆみ』による。
青沼鋒太郎:1937年6月1日 - 1937年8月19日(臨時市長代理)/青沼鋒太郎:1937年8月20日 - 1941年7月31日/猪瀬乙彦:1941年8月9日 - 1945年7月11日/伊藤秀吉:1945年7月14日 - 1946年11月28日/鈴木辰三郎:1947年4月10日 - 1951年4月5日/諸橋久太郎:1951年4月23日 - 1963年4月30日/大和田弥一:1963年5月1日 - 1966年9月30日

官公署

いわき市の機関/いわき市役所(本庁舎)警察・消防/平市警察署(旧警察法下で1954年まで存在した自治体警察。後身は現在のいわき中央警察署)/平消防署(兼いわき市消防本部)国の機関/福島地方裁判所いわき支部/福島地方検察庁いわき支部/福島地方法務局いわき支局/仙台国税局いわき税務署/ハローワーク平福島県の機関/福島県いわき合同庁舎行政区(町大字水準)/平/字 愛谷町/字 揚土/字 尼子町/字 一町目/字 梅香町/字 梅本/字 大館/字 大町/字 鍛冶町/字 鎌田町/字 釜ノ内/字 上川原/字 北目町/字 旧城跡/字 久保町/字 九品寺町/字 倉前/字 紺屋町/字 五色町/字 小太郎町/字 五町目/字 胡摩沢/字 権現塚/字 才槌小路/字 材木町/字 作町/字 桜町/字 三町目/字 四軒町/字 七軒町/字 下川原/字 下の町/字 十五町目/字 正月町/字 城東/字 正内町/字 白銀町/字 新町/字 杉平/字 菅ノ沢/字 大工町/字 鷹匠町/字 高月/字 田町/字 仲間町/字 月見町/字 佃町/字 堤ノ内/字 手掴/字 童子町/字 道匠小路/字 堂根町/字 堂ノ前/字 研町/字 長橋町/字 中町/字 新川町/字 二町目/字 新田前/字 祢宜町/字 橋下/字 八幡小路/字 番匠町/字 東町/字 菱川町/字 古鍛冶町/字 三倉/字 三崎/字 南町/字 紅葉町/字 薬王寺台/字 柳町/字 四町目/六町目/字 六人町/字 六間門/平 赤井/平 荒田目/平 泉崎/平 薄磯/平 大室/平 鎌田/平 上荒川/平 上大越/平 上片寄/平 上神谷/平 上高久/平 上平窪/平 神谷作/平 上山口/平 北神谷/平 北白土/平 絹谷/平 鯨岡/平 小泉/平 塩/平 下荒川/平 下大越/平 下片寄/平 下神谷/平 下高久/平 下平窪/平 下山口/平 菅波/平 鶴ケ井/平 豊間/平 中神谷/平 中塩/平 中平窪/平 中山/平 沼ノ内/平 原高野/平 藤間/平 幕ノ内/平 馬目/平 水品/平 南白土/平 谷川瀬/平 山崎/平 吉野谷/平 四ツ波/石森/郷ケ丘/自由ケ丘/中央台/平成/明治団地

経済

浜通り最大の商業地区となっており、市街地向き大型店鋪や映画館も集中している。商圏は磯原から富岡までに及ぶ。また、城下町から発達したためか、行政都市や商業都市という色が濃い。
2000年代以後は郊外化に悩まされており、平市街地の落ち込みが激しい。2001年には、平字中町にあった百貨店の大黒屋が経営破綻するなど、険しい環境にある。2007年にはいわき駅ビル「ヤン・ヤン」が閉鎖され、ペデストリアンデッキとバスロータリーとなり、代わって2007年10月25日にいわき駅前再開発ビル「ラトブ」が開設され、風景や人の流れが一変している。

鉄道

中心駅:いわき駅(1994年12月2日までは、平駅を称していた)/常磐線/いわき駅 - 草野駅/磐越東線/いわき駅 - 赤井駅

道路

道路元標:十五町目交差点(国道6号(陸前浜街道)と国道399号(磐城街道)の交点)/(
※ 事実上の道路元標は尼子橋北口に位置する内郷御台境交差点で、ここは国道6号本線と国道49号旧道の交差点。)最寄りの高速道路/常磐自動車道:いわきJCT、いわき中央IC/磐越自動車道:いわきJCT国道/国道6号/常磐バイパス/国道49号/平バイパス/国道399号

観光地

磐城平城/龍ヶ城美術館(磐城平城敷地内)/大館城(飯野平城)/飯野八幡宮/大國魂神社
※ 白水阿弥陀堂は、いわき駅より内郷駅の方が近い。

娯楽施設

いわき平競輪場/ポレポレいわき(映画館。旧称:平テアトル)

文化施設

いわき市立美術館/いわき市文化センター/いわき芸術文化交流館アリオス/いわき総合図書館

駅前再開発ビル

ラトブ/ティーワンビル

公園

松ヶ岡公園

関連項目

岩城氏/磐城平藩/いわき市の野外彫刻/じゃんがら念仏踊り/平七夕まつり/好間:岩城氏の拠点の一つで、当初は「好嶋」という表記だった。
内郷市:岩城氏の拠点の一つで、現在の内郷駅付近。
平泉/亀田町 (秋田県):平から追放された岩城氏の移住地。現在の由利本荘市の郊外。
加納町:磐城平藩主・安藤氏の前任地。現在の岐阜市。
中村町 (福島県):相馬市の中村。浜通り北部の城下町で、相馬氏(藩政下では中村藩)の本拠地。

外部リンク

いわき商工会議所/いわき市生涯学習プラザ

関連ページ

【参考】
町域名が「平」の住所一覧

検索ヒット数:22件
都道府県 市区町村 町域.
1北海道 とままえぐんはぼろちょう苫前郡羽幌町 たいら
2青森県 さんのへぐんなんぶちょう三戸郡南部町 たいら
4宮城県 いぐぐんまるもりまち伊具郡丸森町 たいら
7福島県 いわきしいわき市 たいら
8茨城県 つくばしつくば市 たいら
10群馬県 あがつまぐんなかのじょうまち吾妻郡中之条町 たいら
14神奈川県 かわさきしみやまえく川崎市宮前区 たいら
15新潟県 ながおかし長岡市 たいら
15新潟県 いといがわし糸魚川市 たいら
16富山県 ひみし氷見市 だいら
20長野県 おおまちし大町市 たいら
26京都府 まいづるし舞鶴市 たいら
29奈良県 よしのぐんのせがわむら吉野郡野迫川村 たいら
30和歌山県 いとぐんかつらぎちょう伊都郡かつらぎ町 たいら
30和歌山県 にしむろぐんしらはまちょう西牟婁郡白浜町 たいら
31鳥取県 さいはくぐんだいせんちょう西伯郡大山町 ひら
32島根県 おきぐんおきのしまちょう隠岐郡隠岐の島町 へい
33岡山県 かつたぐんしょうおうちょう勝田郡勝央町 たいら
40福岡県 やめし八女市 たいら
40福岡県 みやわかし宮若市 たいら
40福岡県 かまし嘉麻市 ひら
44大分県 さいきし佐伯市 ひら
  • 同じ町域内で複数の郵便番号がある場合、別々にリスト表示しています。