「鳥取県 米子市 紺屋町」について

紺屋町（こうやまち）は、鳥取県米子市の町名。郵便番号は683-0062。全域が商業地域。

地理

米子市の中央部、米子市街地の中心部。東に法勝寺町、西に四日市町がある。

沿革

江戸期は米子城下十八町の1町で、町人地。明治初年の戸数は127戸、人口は408人。1889年（明治22年）に米子町、1927年（昭和2年）から米子市に所属する。

区長

紺屋区長は以下の通り。
1889年中当選 稲田松太郎（第十三区）／1893年中当選 稲田松太郎、松浦常太郎／1895年中当選 砂田竹太郎／1896年中当選 船越熊次郎／1918年中当選 土井作次郎／1919年中当選 河瀬竹三郎／1927年中当選 河瀬竹三郎／1935年中当選 河瀬竹三郎

産業

店舗・企業／大寺屋船越／藤尾化粧品店／かつて存在した店舗・企業／稲田本店（酒類・醤油醸造業）／稲田薬品／三村呉服店（呉服・太物）

世帯数と人口

2025年（令和7年）8月31日現在の世帯数と人口は以下の通り。

人口の変遷

国勢調査等による人口の推移。

世帯数の変遷

国勢調査等による世帯数の推移。

医療

都田内科医院

名所・旧跡

大寺屋船越家住宅

出身人物

稲田藤治郎（衆議院議員） - 稲田喜重郎の二男、稲田秀太郎の弟。
稲田秀太郎（酒・醤油醸造業、地主）／雑賀愛造（弁護士、公証人）／野坂康久（洋食のレストラン十字屋経営主、米子市会議員）／船越作一郎（地主、鳥取県多額納税者、日本クローム工業社長） - 工学博士・船越義房の養父。

参考文献

大蔵省印刷局 編『官報 1915年07月17日』日本マイクロ写真、1915年。
帝国秘密探偵社 編『大衆人事録 第3版 ア-ソ之部』帝国秘密探偵社ほか、1930年。
『全日本業界人物大成 坤巻』全日本業界人物大成刊行会、1932年。
帝国商工会 編『帝国商工信用録 昭和13年度版』帝国商工会、1938年。
米子市 編『米子自治史』米子市、1939年。
人事興信所 編『人事興信録 第18版 下』人事興信所、1955年。
『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』角川書店、1982年。