「鳥取県 境港市 弥生町」について

弥生町（やよいちょう）は、鳥取県境港市の町名。郵便番号は684-0002。

地理

市の北部。

歴史

1926年から現在の町名。はじめ境町、1954年境港町、1956年から境港市の町名。成立当時、市街地西部の郊外にあたり、地内の大半は荒地だった。岸壁に石油荷役設備が整備され、沿岸部に石油油槽所4社の石油貯蔵タンクが林立し、その一画に耐火煉瓦工場、水産加工場、缶詰工場が操業し、臨界工業地帯を形成する。

世帯数と人口

2025年（令和7年）8月31日現在の世帯数と人口は以下の通り。

人口の変遷

国勢調査等による人口の推移

世帯数の変遷

国勢調査等による世帯数の推移。

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。

鉄道

町内に鉄道駅はない。最寄り駅は境港駅。

産業

企業／岡田商店（ENEOSビーロード境港SS）／ウミライ 堀田本社／かつて存在した企業／上野水産（水産物の加工及び販売・鮮魚仲買業）／鳥取缶詰／日ノ丸窯業 境港工場（耐火煉瓦製造） - 社長は木島虎蔵。

施設

公園／弥生公園

ゆかりのある人物

板倉乾（鳥取缶詰会長、境港商工会議所副会頭） - 住所が弥生町。
板倉周二（鳥取缶詰会長、境港商工会議所参与） - 板倉乾の養子。

参考文献

帝国興信所 編『帝国信用録 第38期（昭和35年度）』帝国興信所、1960年。
人事興信所 編『人事興信録 第22版 上』人事興信所、1964年。
『日本叙勲者名鑑 昭和39年4月〜昭和53年4月 下』日本叙勲者協会、1978年。
『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』角川書店、1982年。
『標準化ジャーナル 13（4）（230）』日本規格協会、1983年。
『全国食品会社名鑑 1984年版 西日本編』食品新聞社出版部、1983年。